「あいつは裸足」稽古日誌

1月4日(日)草野イニ「ご飯を食べる」

「あれ、ちょっとやせた?」
今日、偶然新宿で会った大学時代の友達に言われた。大学時代といってもまだ卒業し て1年もたっていないのでそれほど感動の再会というわけでもないんだけど、わずか 半年でそんな風に痩せてしまった様に見えたのかと思いちょっと複雑な気持ちになっ た。「痩せたい、でも。」「質感が足りないのか。」「見た目の問題か。」いろいろ 考えたが考えてもダメなときはダメなのでとにかく食べることにした。食べて自分の 中で何かが変わればそれは自分にとってきっとプラスになるはず。でも栄養のバラン スを考えないで体調を壊してしまっては役者失格だ。野菜もバランスよくとりながら たくさん食べた。僕はたまねぎが好きなので炒め物、ラーメン全てにたまねぎを入れ てボリュームを増やしながら自分のこだわりも忘れずにとにかく食べて食べて食べま した。


1月3日(土)丹野晶子「ハムスターの形態模写」

役者には洞察力が必要だ。自分の体を使って誰かしらの人となりを表現するには、その前提として、現実に存在する者への、普段からの関心・洞察力が必要になってくる。結局自分の中にないものは「表現」することなど不可能なのだ。よし!洞察洞察!洞察力を日々研鑽しなくては!! 「あいつは裸足」には動物達がたくさん出てくる。私は動物役ではないのだが、これだけたくさんの動物が出てくるのだ。動物の仕草、その仕草を通して想像しうる動物の気持ちなどなど!それらを理解せねば「あいつは裸足〜その足で逢いにいけ〜」という物語を理解することなど不可能なんでは? ということでこの写真は、身近な動物、ペットのハムスター(夜行性)の形態模写をしているところです。


1月2日(金)役者松尾マリヲ「泣いてる顔(号泣)」

新年明けましておめでとう!2004年も始まったところで去年の中旬から始めている早朝、深夜のマラソン、お風呂上がりの筋トレは続いている。年末年始が稽古休みだからといって怠ってはいない。今年の目標「自分に厳しく、人に優しく」だ。おかげでといっては何だが元旦早朝はマラソンの中初日の出を拝むことができた。すがすがしかった。何故だろうか?少し涙が出た…。自然と手を合わせる自分がいた。涙といえば、やはり役者たるもの感情表現を豊かにしておかねばならない。ということで今日は泣いてみる事にした。CDでカノンを流し5分、号泣した。この調子で明日は大笑いにチャレンジしよう。


1月1日元旦(木)斉藤マリ「初もうで」

あけましておめでとうございます斉藤マリです。元日も稽古があるそうですが、私の 出るシーンはやらないそうなので行きませんでした。なぜなら初詣では欠かせないか らです。年明けの瞬間に、テレビ画面は「ゆく年くる年」、音声は配線ミスで3チャ ンの「ウモジャ」だったのでなんか国際的な年明けでした。なんでも斉藤摩耶さんも ウモジャで初笑いをしたそうで寄寓だな。ということで。


12月31日(水)大沢ラーク「三面鏡で表情作り」

何かに役にたつと思って茶道の講習会に行ってきました。知り合いにアンティークの着物を借りて気分は夢二か華宵でございます!でも、途中知らない方にイルハンに似てると言われ不機嫌になりました。


12月30日(火)伊藤修子

クラスメ−トのマチ子さんに言われた言葉がグサリときていた。「あなたのような方はまず、自分磨きをなさらないと。有名といわれる作品を読んで、良い音楽を聞いて心を豊かにして。それから乞食役だけではなくカルメン役もできるよう、容姿にも磨きをかけなくてはね。」  読書に日舞にバレエにギタ−…!とにかく私には時間がないのだ。


12月29日(月)加瀬沢拓未「飲み屋で演劇論2」

だめだ!何か足りない。台本を何度読んでも何かつかめない。ついに僕も壁にぶつかってしまったのか。悶々としていた僕はこの人に助言を求めたよ。 ゴキブリコンビナートのオマンキージェットシティー(以下OJC)さんだ。 OJCさんは少し伸びてきた逆モヒカンにサングラスでニコニコと話を聞いてくれたが、芝居のはなしになると目つきを変え、一言 「お前さぁ、テレビみろよ!」 ガーン! 初めてだった。こんなに真剣にテレビみろと言われたのは。こんなに熱くテレビみろと言う人にであったのは。2時間後。僕にも少しわかりかけてきた。テレビをみるといこと。テレビを感じるということ! あぁ目から鱗!テレビ万歳!

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